こんにちは。セイシローです。
高配当株投資初心者の方にとって高配当株を買うタイミングは難しいですよね。
僕もたくさん購入するタイミングを間違ってきました。
・ホンダ:イラン戦争が始まった直後に購入して株価が下落
・LIENヤフー:情報漏洩で株価が下落
この記事では、初心者の方向けに高配当株をいつ買うべきか?解説しています。また、失敗しない買い時のタイミングを4つ紹介しています。
なぜ高配当株投資は「買うタイミング」が重要なのか?
高配当株投資で買うタイミングが重要なのは、配当金よりも「株価の暴落」で大損するリスクがあるから(元本割れ)です。
配当欲しさに権利付き最終日の直前に高値で買ってしまうと、権利付き最終日の翌日には配当以上に株価が下落し、トータルで損をすることがよくあるので高配当株は買うタイミングが重要です。
株価が下がると「配当利回り」が上がる仕組み
株価が下がると配当利回りが上がるのは、一言でいうと「もらえる配当金の額が変わらないのに、購入する株が安くなるから」です
配当利回りは、「投資した金額に対して、1年間で何パーセントの配当金がもらえるか」を表す割合です。
計算式で表すと

現在の「株価」が小さくなればなるほど、計算結果である「配当利回り」は大きくなるという数学的な仕組みになっています。
高値掴みを避けることが、長期投資の成果を分ける
株式投資における「高値掴み(たかねづかみ)」とは、株価が一時的なバブルや熱狂、あるいは好景気のピークに達して「最も高くなっている時期」に株を買ってしまうことを言います。
長期投資は「時間を味方につけて資産を増やす」のが王道ですが、高値掴みをしてしまうと、最初の数年(場合によっては10年以上)を「ただ元の価格に戻るのを待つだけの時間」に費やすことになります。
だから、時期をずらして購入する(時間分散・積立投資)という手法が重要です。
これだけは押さえる!高配当株のベストな買い時タイミング4選
① 相場全体の暴落時(バーゲンセールを狙う)
企業の業績自体は悪くないのに、「市場全体の暴落(リーマンショック、コロナショックなど)」や「一時的な悪材料(企業の不祥事など)」で巻き添えを食らって株価がガクンと下がった瞬間が高配当株のベストな買い時タイミングです。このタイミングこそ、利回りが爆発的に跳ね上がった「最高のお買い得期」になります。
② 個別企業の「一時的な悪材料」による株価下落時
個別企業の「一時的な悪材料」による株価下落時は、高配当株のベストな買い時です。
「その企業の稼ぐ力(本質的な価値)は変わっていないのに、株価だけがバーゲンセール状態になり、配当利回りが一時的に爆発的に跳ね上がるから」です。
③ 権利確定日の「数ヶ月前」(先回り買いの重要性)
高配当株投資において、配当の権利がもらえる「直前」ではなく、「権利確定日の数ヶ月前」に購入すること(先回り買い)がベストなタイミングとされる理由は、「最も安く、かつ最も高い配当利回りで株を仕込める可能性が非常に高いから」です。
多くの投資家は配当が欲しいので、権利確定日の直前に株を購入します。そのため、その「数ヶ月前」という購入する投資家の少ない時期に仕込んでおくことで、他の投資家より心理的にも金銭的にも圧倒的に有利に立つことができます。
④ 企業の「増配(配当金を増やす)」が発表されたとき
企業の「増配(配当金を増やす)」が発表されたときが購入のチャンスと言われる理由は、一言でいうと「増配は、その企業の業績が絶好調で、将来にも強い自信があるという『絶対的な保証』だから」です。
投資家にとって非常にポジティブな連鎖が起きるため、絶好の買いチャンスと捉えられます。
勘違いしやすい?実は注意が必要な「NGタイミング」
権利確定日の「直前」は株価が高騰しやすい
権利確定日の「直前」は株価が高騰しやすいので注意が必要です。
株主優待や配当金を受け取るには、「権利付き最終日」の取引終了時点で株を保有している必要があります。 数ヶ月前からじっくり仕込んでいた投資家だけでなく、「権利だけサクッと手に入れたい」という短期目的の投資家が直前に一斉に買い注文を入れるため、需要が急増して株価が押し上げられます。
権利を手に入れられる最終日の翌営業日(権利落ち日)になった瞬間、今度は一転して「目的を果たした投資家」が一斉に売りに出ます。
なので、権利確定日の「直前」は、株価が高騰しやすく注意が必要な「NGタイミング」です。
これを避けるには、権利確定日の2〜3ヶ月前など、みんながまだ注目していない時期にコツコツ買っておくのがセオリーです。
権利落ち日(配当金をもらう権利がなくなった日)の買いは本当にお得?
結論から言うと、権利落ち日(配当金をもらう権利がなくなった日)に株を購入するのはおすすめしません。
配当金をもらって満足した投資家が、権利落ち日に一斉に売りに出ることがあります。売り圧力が強いと、理論上の下げ幅(配当分)を超えて、ズルズルと株価が下がってしまうリスクがあります。
そのため株を買ってから次に配当金がもらえる権利確定日まで、数ヶ月〜半年保有し続ける必要があります。
業績が改悪しているのに配当だけ高い「高配当の罠」
「高配当の罠」とは、配当利回りの高さ(数字の魅力)だけに目を奪われて株を買うと、結果的に大損をしてしまう仕組みのことです。
業績がボロボロなのに配当だけが高い企業(利回り8%や10%)は、「現在の配当を維持できない可能性が極めて高い」状態にあり注意が必要です。
タイミングが分からない時の最強の武器「分散投資」
株式投資の世界には「卵を一つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。卵を一つのカゴに盛っているとカゴを落としたらすべての卵が割れてしまいますが、複数のカゴに分けておけば、一つのカゴが落ちても他の卵は無事だからです。
つまり、1社だけに集中投資する場合と10社に分散投資する場合では、10社に分散投資する方がリスクを減らすことができます。
その企業と運命を共にすることになり、最悪の場合、資産がゼロ近くになります。
もしそのうちの1社が倒産して株価がゼロになっても、ダメージは資産全体の「10%」だけで済みます。他の9社の株価が上がっていれば、十分にカバー可能です。
一括投資はリスク大!「時期」をズラして少しずつ買う
資金に余裕があるからと一括投資はリスク大です。例えばNTTは2026年6月3日時点で1000株購入するのに148000円必要です。これを購入する時期をずらして株価145円の時に100株ずつ10回にわけて購入すれば1000株145,000円で購入できます。
1000株一括で購入する時と比べて100株ずつ10回にわけて購入するとトータルで3000円安く購入することができます。
時期をずらして安く購入することを積み重ねると、積もり積もって大きな成果を生むことになります。
1株から買える(ミニ株・単元未満株)サービスをフル活用する
日本において多くの企業の株を買う場合、通常は100株単位(1単元)での購入が必要です。例えば、1株3,000円の企業の株を買うには最低でも30万円が必要になります。
これをミニ株・単元未満株を活用すると1株から株を購入できます。
日本の証券会社では、SBI証券と楽天証券が1株から買える(ミニ株・単元未満株)のサービスを提供しています。
SBI証券で1株から国内株式を購入できるサービスは、「S株(単元未満株)」といいます。
楽天証券で国内株式を1株から購入できるサービスは、「かぶミニ®(単元未満株取引)」といいます。
1株から買える(ミニ株・単元未満株)サービスを利用するメリット
ミニ株をフル活用すれば数万円〜十数万円の元手で、20〜30もの異なる業種の有名企業に分散投資できます。
ミニ株を活用して「毎週1株ずつ、3ヶ月かけて合計12株買う」といった買い方をすれば、株価が高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、平均購入単価を自然と下げることができます。
日本株には、業績が良く魅力的であるものの、100株買うのに数十万〜数百万円かかる「値がさ株(ねがさかぶ)」が多く存在します。
例えば任天堂だと100株購入するのに約752,400円必要(2026年6月5日時点)ですが、ミニ株を活用すると1株7,524円から購入できます。
「○%まで下がったら買う」というマイルールを決めておく
マイルールを決めておくメリットを紹介します。
あらかじめ「〇%下がったら買う」と決めておくことで、暴落時という恐怖の渦中でも、感情を排除して機械的に「安値で仕込む」という正しい行動が取れるようになります。
「現在の株価から〇%下がった価格」を計算し、証券会社の「指値注文(または期間指定注文)」を入れておくだけで、あとは放置でOKです。仕事中や寝ている間であっても、株価がその水準まで下がれば自動的に買い付けが行われます。
「どんなに魅力的な株でも、自分の設定した基準(〇%下落)まで引き付けないと買わない」という防壁を作ることで、相場の熱狂に巻き込まれて高値掴みをするリスクを劇的に減らすことができます。
まとめ:焦らず「自分の基準」に達したタイミングで仕込もう
高配当株投資で株をいつ買うべきか紹介しました。また、失敗しない買い時のタイミングを4つ紹介しました。
- 相場全体の暴落時(バーゲンセールを狙う)
- 個別企業の「一時的な悪材料」による株価下落時
- 権利確定日の「数ヶ月前」(先回り買いの重要性)
- 企業の「増配(配当金を増やす)」が発表されたとき
この記事がこれから高配当株投資を始める初心者の方のお役にたてれば幸いです。
